ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり　外伝南海漂流編 / 柳内たくみ 【単行本】のレビューは！？

年齢不詳さん
遂に出ました、仮想戦記＋ファンタジーの外伝シリーズ第１弾！！“暇だから”と言う理由で厄介事を押し付けられた伊丹と、伊丹と同じ船に乗船したピニャ皇太女が二人仲良く（？）漂流＆包囲網脱出行。黒、白、金、ダークの四人は伊丹探索に必死。金には花婿候補が七人も集まり、黒には訳有りの“男の娘”が訪れて、白には“光神ズフムート”の使徒“メイベル”に踊らされた『穿門法』奪取を目論む“学問の王道を歩んできた”と自称する馬鹿が助手に為る。富田はボーゼスに傅く執事から、“もっと侯爵家に益をもたらせ”と迫られる。ピニャの秘書ハミルトンは、ピニャと伊丹に“既成事実”を作らせる為に怪しい“媚薬”を二十粒入手。盛られた飼い犬は喧しく、夫が淡白で悩んでいる女性使用人は翌々日に顔をツヤツヤさせて現れ、自分の両親の食事に盛ったら遠くない時期に弟か妹が生まれるかもしれなくなり、更に自分と婚約者で試したら無茶苦茶大変な事になってしまう。そんな媚薬の、残り十二粒も投入された“○ン○リーウイスキー”を偶々飲んだ人魚達や、金の花婿候補達は無茶苦茶大変な事に為る。“神”同士では取り敢えず静観で話が着いているアルヌスの丘での出来事に、何やら異議有り気な使徒が反帝国同盟を結成しようと暗躍する。米、味噌、醤油、燃料が不足し始めた自衛隊特地残留組は、此の危機をどの様に切り抜けるのか？空白の四年間が今、明らかに為る！！…処で、此の巻ではウイスキーの事を琥珀酒と呼んでいるが、琥珀ならブランデーの方がイメージが近いのでは？何だかウイスキーとブランデーがゴチャ混ぜに為っているのではなかろうか？てな事を、真の購入者である弟が申しておりました。